業界動向

回転寿司の業界動向を知る

回転寿司は、1990年代に入るとチェーン店の中には株式公開を行う企業も誕生し、広辞苑にも「回転寿司」が新たに加えられるなどますます外食産業の雄として浸透していきました。

国内経済はバブル崩壊の影響を受ける中で、100円均一店の出店が加速していきました。並行して食材に特化した店舗や高級感あふれる店構えを進める店舗も出現し、いわゆるグルメ店と均一店の二極化が鮮明になっていったのです。

回転寿司のシステムや機器も時代を追うごとに進歩を遂げ、省力化や衛生的な店舗づくりを目指して、IT化や安全な機器が導入されています。コンベアや什器も衛生的により配慮され、タッチパネルを使った注文システムや会計の効率化を図る寿司皿読み取り装置も導入されています。

外食産業全般が低迷しているといわれるなか、原油価格や魚の漁獲量の変化、輸入規制などといった外部環境や、食材費や人件費の上昇などといった様々な問題点もありますが、家族で楽しめるレジャー性を全面に打ち出したかっぱ寿司や顧客満足をウリにするスシローなど人気店が業界全体を引っ張り、回転寿司は活況を呈しています。さらに外国での注目度も年々上昇しており、外国人観光客など新たな市場拡大の要素もあります。